そろそろほとぼりも冷めたでしょうから、
例の、クイズ番組の顛末&後日譚等書きましょうか。

あのお衣装で出たものだから、
2chでプチ実況が始まってしまって、
「はずかしい、やめろ」みたいな反応もあったけど
(でも収録は済んでるのでやめられないw)
概ね好意的に応援してくれててありがたかったな。

それだけに、勝ちたかった…。

自分が勝ったからって、チームが勝つわけじゃないけどサ。

おまけに、2ch系サッカーまとめサイトにまとめ記事が載ってしまったw
キャプ画とかなくてよかった。
あったら一生さらしものだよw
(ビデオ取ったりした人もいたようだけど、流出が無かったのはホントにありがたい…)

で、一時は、チーム名と番組名で検索かけると
ほとんど自分の話題でw
(2chには番組そのものの実況スレッドもあったのだ)
(今検索掛けても、半分以上自分の話だw)
(検索禁止w)

その中に、実況の過去ログとかではなく、
普通のクイズファン、というか、その番組の複数回出場者の方のブログがあって、
そこで、あの、白の方と再会してしまいましたwwwww

そこでわたしは、負けたくせになぜか「赤の女王」と呼ばれていました…。

みなさん本気であの番組に向かっていらして、
片手間で臨んだ自分申し訳なかったわ。

次、5年後にまた挑戦できるようになったら、まためざそうとは思ってます。

目立ちたい?

ううん。

出てみてその思いを強くしたんですけど、
あれは「天下一武道会」なのね。

「強い奴らに会いに行く」なのね。

自分を、試す感じ。


もちろん、わたしの頭の良さはたいしたことないし、
学歴とかそんなのもたいしたことない。

だけど、あの場所には、いろんな要素で自分を試せるものがあったんだよね。

問題文を聞いて一瞬で理解して、頭の中の知識を検索して取りだす。
その一瞬の中に、「何を聞かれてるのか」という判断が必要になる。

例えば、「怪談レストラン」という回答の問題で、
これはわたしは取れたんだけど、
ぎりぎりまで作品タイトルを聞かれているのか、
作者を聞かれているのか迷ったもの。

攻めに行く選択も、たまには必要。
わからなければ黙っとく自制心も必要。

番組ではカットされていたんだけど、
赤、青、緑が連続で順番に立ちまくるという、
「君たち40代の落ち着きはどっかに忘れてきたんですかw」
みたいな展開の時間帯もあったのですよ。

白の方は立ってないんですよ。
そこに勝機があったのかな。
まるでヤマカンみたいに思えた正解、
彼女ちゃんと計算して答えてたんですよね。
やっぱり、あの場所はちげーよ。
すげーヤツらが集まるんだよ。

うっかり回答で回答権を逸して、
わたし内心
「うはー、ちょっと待った、てか、やりなおし、とか無いの?」
とか思ったけど、あるわきゃないわな。

人生、一度きり、を痛感したわけ。

こんなところでw笑うわ。

あと、誤答してしまうと、身も心も固くなってしまって、
次わかっていても答えられない、
一瞬で押し負ける、ということもあったんですよね。
瞬間的に自分に懐疑的になるわけ。

そういうのを感じられたのも、なんかいい経験でした。
自分の中の自覚してない部分をスキャンした感じ。


そうそう、ネットの実況でびっくりしたのは、
わたし、逆転勝利が無理なパネル数になった時に、
「あ、これは仕方ない。負けたな。でも最善を尽くそう」
と瞬間的に思ったんだけど、
そのシーンで実況に誰かが
「赤、潔いな」
って書きこんだんだよね。

見てわかるものかな。
すごいよね。

同時に負けず嫌いと性格の悪さ、とかも見て取れたようでwwwww


もひとつちょっと嬉しかったのが、
「赤、可愛いじゃん」
とかいう書き込みがあったこと。

うふー♪

他に、「赤、脱いだら凄そう」ってのもありましたが、
はっきり言ってそんなことない。残念でした(・∀・)


わたし見た目のコンプレックスを引きずってるんですよねー。
なので、何もお世辞言う必要のない人たちがそんなこと言うのは
新鮮でしたー。
いやー、お礼言いたいわ。


後、客観的に見た自分が相当落ち着き払って見えたので、
この見え方で社会を渡っていけるかな、なんてことも思いました。
「頼りない箱入り奥さん」というセルフイメージは、ちょっと違うな、とも。

あ、それからそのネット実況wで
「いい声してるなー。相当腹筋鍛えてある」
なんてのもありました。
ふーん。
そうなのか。
腹筋は少ししか鍛えてないけど、恐らく人よりはよく響く声ではあります。

自分のストロングポイントとウィークポイントを
如実に映し出してくれたみたいだよね。
この経験は、なかなか他にはなかろうて。


そして、今更でしたけど、応援にきてくださった方の存在はありがたかったです。
あの頃、ちょっとネットトラブルみたいなこともあったんで、
すごく心強かったのです。
それだけじゃなく、会いたかったひとに会えたわけでもあるし。


面白かったのが、放送の翌週息子の学校の文化祭だったんですけど、
クイズ研究会があったのね。
それを覗いてきたら、そこの子たちがまじまじとわたしの顔を見るわけ。

んで
「あの、出てらっしゃいませんでしたか?」

まさかの顔バレでした。
見てるんだなあ、やっぱ。

で、早押しクイズの体験とかしてきたんだけど、
そんなのバレたら負けられないじゃん?
渾身の力を持って、なぎ倒してきたわよ。

男子高校生が集まってきて拍手の嵐。
大変に気持ちよかったことは記録しておこう。


それと、リハーサルがおもしろかったです。
リハーサルの方がわたし絶好調だったんだよねー。
これもまた人生のひとつなのサ。