とある携帯サイトで、お悩み相談の回答者をやっている。

どういったジャンルかと言うと
(ジャンルカ、というと富樫洋一さんを思い出してしまった)
(そのジャンルカじゃねーよ。
と、誰がわかるんだよ的なひとりノリ突っ込みなどを)

浮気不倫セックスレス浮気浮気不倫不倫
ヨメシュウトメDV夫の気持ちがわからないDVDVDV etc.etc.

おかげで、
「悪事は秘密裏かつエレガントに」
という教訓を得ているが、
今日はそういう話ではなく。


幸か不幸かそれなりにわたしにもバックグラウンドがあるので、
こういう難儀な相談もさばけているのだけれども、
いかんせん、なんの資格も学問的キャリアもない身としては、

「こういう返答でいいのだろうか」

と悩むことも多々あり。


んで、たまたま今日NHK教育でやっていた、
夫の暴力にどう対処するか、という番組を視聴。

たいへんタメになりつつも、
自分の回答の基本路線、何も間違ってないことがわかって安堵した。


やはり、勇気を出して相談するわけだから、
「わかってもらった」感と、
たったひとつでも前に進むヒントくらい
目の前に差し出してあげたいと思うのだ。

せめて、
「あなたは悪くない」
くらい、言ってあげたい。

(たまに、完全にあなたが悪い、みたいな相談もある。
その時には、わたしの性格の悪さと毒舌が完全発動するのである)


でも、いつも思うのだけれども、
相談しよう、と、状況を自分で整理して文章に整理したときに、
おのずと自分の望むものって見え始めてるんだよね。本人に。

それは、その相談文の中に、感じられるのだ。

だから、それを細心の注意を持って読み取る、というのも
大変大事な作業になっているな、と思う。


この仕事、望んで手にした仕事ではないけれども、
意外や、自分に合っている気もしているのだ。